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8月30日から8月31日にかけて台風が直撃した大東島地方では住宅が損壊するなど徐々に被害の全容が見えてきました。
雨の様子叩きつけるような横殴りの雨。大きく揺れる木激しく吹く風が木々を大きく揺さぶります。台風11号が直撃した大東島地方は半日以上、激しい雨風にさらされ続けました。
北大東島では「48・4m」、南大東島では「41・7m」の最大瞬間風速が観測されています。倒木によって道路がふさがれた場所があり地元の消防団が撤去作業に追われていました。
北大東島では建設会社が社宅として使っていた木造宿舎の屋根が吹き飛ばされ、壁も半分以上が崩れるなど住宅1棟が全壊です。住民の50代男性は風が弱まったタイミングで別の建物に避難したため無事でした。
島の基幹産業であるサトウキビは軒並み根元からなぎ倒されていて台風被害が心配されます。
大東島地方で停電した世帯は最大300にのぼり9月1日午前9時ごろまでに回復しました。ただ、固定電話の断線やインターネット回線の不具合といった通信障害も起きていて復旧作業が続けられています。