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猛烈な台風11号は、勢力を維持したまま沖縄本島に接近しています。

台風11号は8月31日午前11時現在、南大東島の西およそ130キロの海上にあって、時速25キロの速度で西南西に進んでいます。中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55m、最大瞬間風速は75mです。大東島地方は、暴風域を抜けましたが、台風は、勢力を保ったまま沖縄本島に近づいています。

台風の接近に備えて、本部町の浜崎漁港では朝早くから船を陸に引き上げる作業を行っていました。漁業関係者は「(危機感は)最大級ですね、ちょっと怖いですね、こんなに台風対策してもちょっと不安ですね。どうにか、なにもなく過ぎてほしいですけど」と話しました。

今回の台風接近で、生活にも影響が出始めています。本島内の小・中・高校は、午前中で授業を打ち切り生徒を帰宅させています。また、沖縄本島と離島を結ぶ定期船は、一部の航路で欠航が出ています。