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久米島で絶滅危惧種のウミガメを漁業関係者が傷つけた問題で動植物の保護と漁業活動の共存について考える対策協議会が開かれました。

2022年7月中旬、久米島町の真謝海岸でウミガメおよそ30匹が傷ついた状態でみつかりました。その後、漁業関係者が漁で仕掛けた刺網に絡まったウミガメを刃物で刺したことを認め、保護対象であるウミガメと漁業との共存を図ることが求められています。

8月30日開かれた久米島町海洋動植物保護・漁業共存対策協議会には桃原町長や観光協会、漁協の関係者らが参加しそのなかで、ウミガメが網に絡まって対応できないときは、漁協や役場に連絡できる連絡体制が構築されました。

久米島では、ウミガメが近くで見られることが観光資源のひとつとなっていて、今後は、専門家などから助言をもらい共存できる具体的な方向性を年内にも示したいとしています。