続いてはは日本ハンドボールリーグの琉球コラソンですきのうは石垣島で初めてのホームゲームを行いました。国内トップレベルのプレーに会場は大いに沸きました。
初の石垣島開催となったコラソンのホームゲーム。スピードと迫力ある展開に駆けつけた人たちも大いに沸きました。前の試合で今季初勝利を挙げた琉球コラソン。今シーズンから指揮を執る東江正作(あがりえ せいさく)新監督そして監督の長男、太輝(たいき)主将の親子鷹がけん引します。
琉球コラソン東江太輝SD「石垣もハンドボールが結構盛んと聞いていて、本当に琉球コラソンを目指したいと思われるようなチーム・プレーをして、もっと沖縄のハンドボールを盛り上げたいと思っている」
訪れた観客(お母さん)「子どもたちはバスケはしていて、キングスは見たことがあるがハンドボールクラブにも入っていて、ちょっと興味があったので」
訪れた観客(お子さん)「どんなプレーをするのか(実際に)見てみたい(知っているのは)レミたん選手」
対するジークスター東京はSNSでも大人気の土井レミイ杏利選手や元木博紀(ひろき)選手など、オリンピックはじめ国際大会でも活躍するトップ選手が揃うチームですが会場にはこんなファンも。
訪れた観客「私は石垣で、私の娘が(ジークスターの)元木選手と結婚して埼玉の方で(暮らしている)生で(試合が見られて)胸がいっぱい」
なおジークスターの県勢では東長濱秀希選手が出場も、主力の1人でコラソン東江監督の次男雄斗選手は新型コロナ検査で陽性となり試合に帯同できませんでした。
試合はジークスターの連続得点で幕開け。体のサイズが大きく、しかもハードワークする相手にコラソンは出だしから苦しい展開。それでも
琉球コラソン東江太輝主将「(弟)雄斗と対戦できなかったのは残念だが、逆に言ったら雄斗がいないジークスターに負けたくなかった」
簡単に流れを渡さないキャプテンの意地。さらに!コラソンにも注目をと会場を盛り上げたのは得意の速攻で得点を重ねた仲程海渡。好プレーの数々に、観戦に訪れた人たちも沸き地元中高生も真剣そのもの。
サイドが変わった後半、リードするジークスターは?
ジークスタ―東京 元木博紀選手「妻の両親たちも来ていたので少し緊張した気持ちでプレーしていた。ハンドボールを楽しんでくれる子どもたちが増えることで僕たちもそれがパワーになるので」
差を広げようとする相手に対しコラソンは石川出(いずる)がこの試合7得点と譲りません。互いに好プレーが多く出た試合。結果は体格だけでなく攻守に多彩な戦術とガッツをみせ終始リードしたジークスターが勝利しました。
観客(男の子)「迫力がすごかった」
観客(男の子のお父さん)「島の子たちはプロの試合を見る機会が無いので、こういう試合は非常にありがたい」
観客(女の子)「また見たい(石垣で)もっと大会が開催されてほしい」
会場を大いに沸かせた試合。ですがコラソンにとっては体格が小さい分運動量でどう勝機を見出すか、改めて課題が浮き彫りになりました。
琉球コラソン東江太輝主将「もっとハンドボールの魅力を伝えたかったがコラソンはもうちょっとできたなというのが正直なところで、もっともっと盛り上げたいなと思う」
日本リーグは国際試合の日韓定期戦や国体をはさんで10月末から再開されます。