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この「対馬丸」の事実を学び継承していこうと19日、県内の小中学生が、対馬丸とゆかりのある地へ出発しました。

那覇空港に集まったのは小学5年生から中学3年生の児童生徒13人と、その保護者11人です。子どもたちは、7月30日、対馬丸について体験者などから話を聞くなどの事前研修を終え、19日から3日間奄美大島で対馬丸の生存者や犠牲者が流れ着いた海岸を訪れ、当時の状況を学ぶほか島の小中学生と交流します。

小学6年生の児童は「対馬丸の亡くなった人の写真とかを見たり船に乗ってた人の気持ちを考えたりした」と話し、中学3年生の生徒は「交流することで、戦争を無くすまではいかないけれど、仲良くできるようになりたい」と話していました。

子どもたちは、この研修で学んだことをパネルにまとめ9月以降、対馬丸記念館で発表するということです。