若い世代に新型コロナのワクチンを打ってもらおうと沖縄大学で会場を設置して接種が行われました。
夏休みに入った大学でのワクチン接種には副反応が出たら場合、授業に出席できなくなるという学生の不安を解消する狙いがあります。
学生や職員だけでなく大学周辺の住民など3回目か4回目を打つ人が対象でモデルナ製ワクチンが用意され接種券など必要な書類がそろっていれば事前の予約がなくても受け付けていました。8月15日は76人が利用したということです。
沖縄大学の学生「副反応も考慮に入れて、夏休み中なので、ちょうどいいのかなと思い打ちました」
専門学校生「夏休み明けもやっぱちゃんと学校に参加したいという気持ちがあるので、今のうちに受けとこうかなと思って受けてみました」
糸満市から来た人「19日にホテルに遊びに行くので、それで3回目の接種券提示してくださいということで」
沖縄県内の大学が接種会場になるのは今回が3カ所目で9月2日には琉球大学で実施されます。
県庁とイーアス豊崎で臨時ワクチン接種会場を設置へ
感染拡大に歯止めをかけたり重症化を防いだりするため県庁と豊見城市の商業施設でもワクチンを打てるようになります。
県庁の1階ロビーでは8月25日と8月26日の2日間、臨時の接種会場が設置され、県庁周辺で働いている人や近隣住民が対象となっています。時間は午後5時半から午後8時までとなっています。
8月25日はノババックス製ワクチンが使われ12歳以上で1・2回目接種の人と18歳以上の3回目接種で前回の接種から6カ月以上過ぎた人を受け付けます。
8月26日はモデルナ製ワクチンで18歳以上の3回目を打つ人と60歳以上または医療従事者で4回目を打つ人でともに前回の接種から5カ月以上過ぎている必要があります。
イーアス沖縄豊崎では8月27日と9月17日、午後2時から午後5時までノババックス製ワクチンを打てる接種会場が設置されます。1・2回目、もしくは3回目を接種する人が対象です。
2つの会場ともに予約の受け付けが8月15日から始まっていて「県広域ワクチン接種センター」のHPか電話で対応しています。接種券があれば事前に予約をしなくても当日の受け付けが可能となっています。