24日に行われた県中学校ハンドボール競技大会です。春の全国大会で優勝を果たした男子・神森中学校。春・夏全国連覇を目指して県大会に挑みましたが全国優勝を果たしたチームでも簡単には突破できない厳しい試合の連続となりました。
今年春の全国大会で、4年ぶり2度目の優勝を果たした男子・神森中学校。チームは春・夏の全国連覇を目指して夏の「全国中学校ハンドボール大会」につながる九州大会への出場権をかけた県大会に挑みました。
その準決勝で対したのは、同じくハンドボール王国・浦添市の浦西中学校。序盤から激しい点の取り合いとなりますが、前半終了間際から浦西の猛攻が勢いを増します。
後半2分で神森はこの試合最大となる6点のビハインド。春日本一のチームが窮地に立たされます。
新垣瑛太郎主将「自分たちも正直負けるんじゃないかと思っていたけど、全国経験してきたのでみんながこれが最後の大会になってしまったら大切な仲間とこれからできないので」
ここから神森は意地を見せます。3連続得点で追い上げを見せると粘り強いディフェンスで相手の攻撃を防ぎ、速攻。これで4連続得点。一気に差を縮め、流れは神森中へ。後半13分、ついに同点。(神森21点目)その1分後、逆転に成功!(神森22点目)
その後は息を吹き返した神森中が一気に突き放し劣勢をはねのけて決勝進出。2位以上を確定させまずは夏の「全国中学校ハンドボール大会」につながる九州大会への出場権を掴みます。
迎えた決勝。相手は春の全国制覇後に県大会で対戦し、敗れている浦添中学校。気の抜けない試合が続きます。
こちらも序盤から1点を争う激しい攻防に。前半を1点のビハインドで折り返し、後半。
外間優志選手「自主練をどの部活よりもやっていたと思うしシュート練習を多くやっていたと思うのでそういうところが生きたかなと思う」
攻撃陣のシュートがさえわたり、逆転。しかし、浦添に追い上げを許し残り1分を切ってその差はわずか2点。最後は何とか逃げ切った神森中学校が4年ぶり25度目の優勝!課題と収穫を胸に九州大会へ進みます!
新垣瑛太郎主将「夏の目標は九州も優勝して全国大会でも春に続いて2冠をしていけたらいいと思います」
また、女子は仲西中学校が、26年ぶりの優勝をめざした浦西中学校を相手に1点差ゲームを競り勝ち、2年連続14度目の優勝を果たしました。