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さて、人生の終焉を考え準備する「終活」のひとつとして今、注目を集めています。人生の旅立ちのときを華やかに飾る「あるドレス」の展示会が那覇市でひらかれています。

花びらをイメージしたヴェールに、紅型の鮮やかさを生かしたドレス。これは、人生を旅立つ最期のときに着てほしいとデザインされた「エンディングドレス」です。

「終活・エンディングドレス特集展」では、那覇市のファッションデザイナー上里幸子さんの琉装や洋装ドレス、男性用スーツなど30点が紹介されています。

上里さんは、沖縄が本土に復帰した1972年から、婚礼用のドレスや舞台衣装を手掛けていて、今回、活動50年の集大成としてエンディングドレスの新ブランドを立ち上げました。

ファッションデザイナー・上里幸子さんは「最期は結婚式よりも華やかに。一生分のおしゃれをして旅立ってほしいという願いを込めて、私たちの50年の技術を全てこれに含めて制作しております」と話しました。

展示会は、那覇市民ギャラリーで7月17日までひらかれています。