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けがをして治療を受けていたノグチゲラが回復し6日元気に森へ帰りました。
箱の中から出てきたのは絶滅が危惧されている国の特別天然記念物「ノグチゲラ」です。
このノグチゲラはメスの成鳥で6月27日に東村の高江小学校の窓に衝突し、くちばしが折れ飛ぶ力が低下していたため、動物たちの病院沖縄で治療をし、7日、無事放鳥されました。
高江小学校の児童は「けがしたりしても、そういう施設があったら、ちゃんと復活できるということが分かったので、そういう面でもちょっと安心できました」と話していました。
環境省やんばる自然保護官事務所吉川紀愛自然保護官は「高江小学校の皆さんだとか救護していただいた地域の方々が一緒に、放鳥に同席していただいたことは、すごく嬉しいですし救護から放鳥までそういった体制をしっかり作っていきたいなと思っています」と話します。
環境省は衝突事故を防ぐために、野鳥が窓ガラスを認識しやすいステッカーを貼るよう勧めています。