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沖縄戦で犠牲になった人の遺骨が眠る本島南部の土砂が辺野古新基地建設の埋め立てに使われようとしている問題について国連で訴えるため遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんがスイスに向けて出発します。
沖縄戦遺骨収集ボランティア・ガマフヤー具志堅隆松さんは、「(南部土砂問題は)次世代の生き残りのためにも私たちはここでしっかり声をあげる、声をあげる相手は日本政府ではなくて、アメリカもしくは国連っていうことを考えていきたい」と述べました。
遺骨集ボランティアガマフヤーの代表を務める具志堅隆松さんは国連の人権理事会の下部組織「先住民族の権利に関する専門家機構」の会議で遺骨を含んだ南部の土砂が辺野古の新基地建設に使われようとしていることを世界に発信することになっています。
具志堅さんは「国際的な人道問題であり日本政府が死者を冒とくする非人道的なことを行っていることを広く伝える必要がある」と話していました。