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オミクロン株の新たな派生型が出てくるなど増加傾向にある感染状況について、沖縄県の調査チームが感染力が増したとされる「BA・5が次の流行の主力になっていく」と分析しています。
県の疫学統計解析委員会によりますと、6月20日から6月26日までの新規感染者は9065人で前の週から1000人以上増えています。また、実効再生産数は本島で1.06、宮古で1.13、八重山で1.44となっていました。
全県的に感染が拡大していて特に、高齢男性の増加が顕著です。県内では今後、オミクロン株の派生型で感染力がより強くなったとされる「BA・5」の置き換わりが進み急速な拡大は7月中旬以降になるとみられています。ただ、流行の主力になるであろう「BA・5」の広がりによってはさらに早まる可能性があるということです。
感染経路を分析すると施設内や家庭内が多くを占めるなか、会食での感染も散見されるようになってきていることから委員会が「できるだけ大人数での会食を避けるとともに回数も減らすようにしてほしい」と呼びかけています。