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長く続くコロナ禍のなかで最も多い回復幅となりました。観光客が戻ってきていることを徐々に実感できるようになってきています。
県によりますと、5月に沖縄を訪れた国内の観光客数は39万6800人で、2021年5月に比べて20万1600人増えました。
毎月の入域観光客数が2021年12月から6カ月連続で前年同月比が増加するなか、5月は観光客の戻り幅がコロナ禍で過去最多となりました。
増加した要因として、全国的に渡航自粛や外出自粛など強い行動制限が求められなかったことや、新型コロナによって減っていた沖縄を行き来する空の便が回復基調にあることなどがあげられています。
経済の立て直しに向けた取り組みが全国的に加速していくことによる旅行需要の回復が期待される一方で、依然として高い水準で推移し続けている県内の感染状況もあるため県は6月の見通しについて注視していく必要があるとしています。