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県は、那覇軍港へのオスプレイ飛来や燃料タンクの投棄などアメリカ軍の行動について「危機管理に問題がある」としてアメリカ総領事に抗議しました。
今月6日、アメリカ軍は県などに事前の連絡をすることなく那覇軍港にオスプレイ3機を飛来させました。また先月には、FA18が投棄した燃料タンクが東村の海岸に漂着した際地元への連絡はありませんでした。
県はきょう、アメリカ総領事館を訪れ、「危機管理に問題がある」と抗議し「県民の生命や財産を脅かすおそれのある事案が発生した際には速やかに通報をしてほしい」と改めて要請しました。
県知事公室基地対策統括監・溜政仁さんは「米軍については、港を港として使っているので当たり前だろうと考えるかもしれないんだけれども、沖縄県民としては、復帰後50年やられてこなかったような運用が行われるということは、それは基地負担につながるものだということで、断じて容認できない、ということを理解してもらいたいというような話をさせていただきました」と話します。
これに対してアメリカ側から「軍に対して連絡体制を確認していきたい」と返答があったということです。