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東京パラリンピックのマラソンで悲願の金メダルを勝ち取った道下美里選手が沖縄を訪れ、スポーツの楽しさを伝えました。

東京パラ五輪 女子マラソン金・道下美里選手「あたたかく歓迎していただいて、本当に親戚のような感じで迎えいてくれるのがすごく印象的で、会話をしたらすぐに友達になれてしまうようなそんな雰囲気があるので、沖縄の人柄がすごく好き」

弾けるような笑顔と軽快なトークで盛り上がる会場。障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと、東京パラリンピック・女子マラソン視覚障害クラスの金メダリスト・道下美里選手を招いた交流会が開かれました。

視覚障害があるランナーと一緒に走って汗を流したりするなど、道下選手の世界一の健脚を間近に感じられる場面もありました。

31歳でマラソンを始めた道下選手は45歳なった今、金メダルリストであり、世界記録保持者でもあります。一日に最低でも1時間走り、多い時には60kmにも及ぶトレーニングを日々積み重ねているといいます。

参加者から「毎日のトレーニングが大変ではないか」と問われた道下選手は「できる・やれる・やってやる」と練習前に唱えて自分を奮い立たせていると話し、諦めずに努力し続けることの大切さを伝えていました。

道下美里選手「可能性は無限大なんですよ、ということを私も日々実感しています。私も45歳ですけれども、まだまだ挑戦を絶やさずに行きたいと思うので、みなさんも目先の目標に向かってどんどん挑戦して、やってみようの精神で頑張ってください」

交流会で英気を養った道下選手は自分の走りを磨き続けたいと次のパラリンピックを見据えているようでした。

東京パラリンピックで金メダル・道下美里選手が交流