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6月22日に公示された参議院議員選挙について朝日新聞社が実施した選挙戦、序盤における調査の結果、現職の伊波洋一さんと新人の古謝玄太さんが激戦を繰り広げています。
朝日新聞社は6月22日と23日の2日間、インターネット調査会社4社に委託して各社の登録モニターのうち県内の有権者を対象に調査を実施しました。得られた有効回答は1216人でした。
投票態度を明らかにした人を分析し、インターネットによる調査と取材データを総合すると、無所属で現職の伊波洋一さんと自民公認で新人の古謝玄太さんが激戦を繰り広げています。
伊波さんは立憲、共産、社民各支持層の大部分に浸透しているほか、無党派層からも5割の支持を得ていて年代別では70歳以上の7割を占めています。古謝さんは自民支持層の9割を固めているほか、公明支持層の大半にも浸透していて、年代別では30代の6割を占めています。
諸派新人の河野禎史さん、NHK党新人の山本圭さん、諸派新人の金城竜郎さんは厳しい戦いです。ただし、調査時点では半数近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性があります。
この調査の詳細は6月25日の朝日新聞に掲載されます。また、参院選の期日前投票も始まっていて那覇市役所では6月24日朝から有権者が訪れ1票を投じていました。期日前投票は各市町村に投票所が設置されているほか期間中、一部自治体では増設会場も設けられています。参院選の投開票日は一部を除き来月10日となっていて、期日前投票はその前日の来月9日までです。