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辺野古新基地建設を巡り、戦没者の遺骨が眠る本島南部の土砂を使用しないよう訴えている遺骨収集ボランティアの男性が、ハンガーストライキを実施することを明らかにしました。

沖縄戦遺骨収集ボランティア・具志堅隆松さん「(国は)口では戦没者に対し哀悼の誠を捧げると言いながら、その遺骨を埋め立て土砂と共に海に捨てようとしていることが露見した問題であり、戦没者と国民に対する戦争責任の問題です」

沖縄戦遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんは6月22日午前10時から2日間、糸満市摩文仁の平和記念公園でハンガーストライキを実施します。

具志堅さんは、本島南部の土砂問題について全国216の議会が国に声をあげていて、辺野古新基地建設の設計変更が承認された場合でも使用が認められるものではないと訴えました。

6月22日のハンストで具志堅さんは、南部土砂を新基地建設の埋め立て用として使用する計画をしている国に対して「戦没者に哀悼の意を表す前に戦没者に謝罪する」よう求めます。