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新型コロナの感染状況を分析する県の調査チームは「7月下旬以降、感染が広がる可能性が高い」という最新の報告をまとめました。

県の疫学統計・解析委員会によりますと先週1週間の新規感染者数は8777人で実効再生産数は沖縄本島で「1.01」、那覇市で「1.10」などとなっていて”全県的に陽性者数が減少”していました。

ただ、年齢別の推移をみると90代の増加が顕著になっています。高齢者の場合、ワクチンを3回打った人は一度も打っていない人と比べて入院のリスクをおおむね半分に減らせることから早期の接種を呼びかけています。

委員会では「現在も高いレベルで流行が続いている」と前置きしたうえで「2022年6月の流行規模は横ばいで推移し、海の日を含む3連休が過ぎた後の2022年7月下旬以降に感染が広がる可能性が高い」と指摘しています。