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県がアメリカ軍基地周辺で実施しているPFOSなどの調査で、嘉手納町で基準値の38倍を超える数値が検出されました。
県が2021年12月から2022年1月にかけて、アメリカ軍基地周辺で行った人体に有害な有機フッ素化合物PFOSなどの調査で、嘉手納町にある住宅の地下水から国の定める基準値の38倍となる値が検出されたことがわかりました。
この調査は県が2016年から毎年夏と冬に行っているもので、今回の調査結果では嘉手納町の住宅の地下水のほか、屋良ヒージャーガーで32倍、宜野湾市のウブガーで28倍など、調査した47地点のうち33地点で基準値を超えるPFOSなどが検出されています。
県は汚染の原因として、普天間や嘉手納基地からの影響があると考えていることから、引き続き国やアメリカ軍に対して、基地内の立ち入り調査と国による原因究明を求めていくとしています。