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夏の甲子園で沖縄水産を2年連続で準優勝に導くなど沖縄高校野球界の名将・栽弘義さんの写真展が那覇市で開催されています。
この写真展は、沖縄復帰50周年の記念として写真家の吉見万喜子さんが「栽監督を知らない世代にもその功績を知ってほしい」と企画したものです。
吉見さんが、栽さんの取材を始めた1996年から亡くなった2007年までに撮影した写真のなかから、ユニホーム姿で指導を行う様子や家族と触れ合う姿のほか、栽さん自身から預かっていた貴重な写真などおよそ300点が展示されています。
栽弘義展を企画した吉見万喜子さんは「栽監督が亡くなってから16年が経つ。今、若い人は栽監督の名前を知らない人が多い。沖縄の野球界にとって栽監督は不可欠な存在」と述べました。
この写真展は、那覇市のゴレスアカデミーで14日まで開催されています。