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初のファイナルの舞台に立った琉球ゴールデンキングス。沼尻さん、悔しい結果でしたね。

沼尻アナウンサー「はい、そうですね。残念ながら悲願の日本一には届きませんでした。ただ、私も現地・東京体育館で取材をしてきましたが、選手もブースターも本当に最後まで諦めなかった熱のこもった決勝でした。キングスの新たな歴史の1ページとなった2日間を振り返ります」

ブースター「めっちゃドキドキしています」

ブースター「今年は沖縄が復帰50周年ということでそこでキングスにぜひ沖縄にトロフィーを…泣きそう 言ってるだけで泣きそう(Q:もう泣きそうなんですか?)早い早い笑」

チームも選手も、ブースターも一丸となって目指した日本一。チャンピオンシップ全体7位から這い上がり2年連続のファイナル出場となる宇都宮とのおとといの第1戦はまさにシーソーゲームに。

我慢の展開にも今村佳太や小野寺祥太が得点を重ねたキングスが2点リードで第4Qを迎えます。しかし…

シーズン中、何度も見せてきた終盤の強さがファイナルの舞台で発揮されず。日本代表でもある比江島慎に勝負所で得点を決められるなど突き放されたキングスは、重要な第1戦を落とします。

今村佳太選手「苦しいファイナルのスタートではあるんですけど、GAME2、GAME3を勝って優勝という誰もできなかったことにチャレンジできるというのはすごく自分としても楽しみだなと思いますし、切り替えてあす(第2戦)また宇都宮にチャレンジしたいと思います」

琉球ゴールデンキングス 初のファイナル

ブースター 女性2人「きのうは負けてしまったんですけど連敗しないのが今シーズンのキングスだと思っているのできょうは勝ちます」

ブースター 男の子「最後まで諦めずに選手には頑張ってほしい」

ブースター 女の子「今村選手頑張って~!」

沼尻アナウンサー「悲願の日本一へ あとが無くなったキングスそれでもブースターは誰一人優勝を諦めていません!Go!Go!キングス」

吉田記者「パブリックビューイングが行われる沖縄アリーナです。キングスの逆転優勝を信じてファンの皆さんがかけつけ東京へとエールを送ります」

長年ファンのご夫婦 男性「皆(ファン)の力がついているのでプレッシャーを感じず伸び伸びとやってくれたらと思う。応援している 」

女性「きょうは絶対に負けない!!」

琉球ゴールデンキングス 初のファイナル

女の子たち6人組「頑張れキングス!!」

逆転優勝を信じ、現地・東京体育館のスタンドにもそして沖縄アリーナにも多くのブースターが駆け付けた運命の第2戦。

ところが、第1Q前日の勢いそのままに宇都宮に走られ0-9と厳しい出だしとなります。それでも懸命に食らいつくキングスは小野寺がルーズボールに飛び込むなど気迫を見せると。

第2Qにはエバンスのダンク!今村の3ポイントなどで追いかけますがそれでもなかなか差が縮まらず、前半を終えます(30-38)

ブースター 男性「後半がキングスが強気で出てくるところでそこに期待している」

ブースター 女性「あと8点なので後半頑張って欲しい」

ブースターの期待に応えたいキングスは第3Qついに目覚めます。このQで一時は逆転するなど24点を奪い、1点差で最終Qを迎えると第4Q、残り5分を切って再び10点差をつけられても決して諦めません。

今村佳太選手「勝ちたい気持ち。こんなところで終わりたくなかったのでその一心でした」

追いかけるキングス。立ちはだかるのは宇都宮・比江島。(76点目)試合は残り時間22.6秒で、わずか2点差。

あと一歩及ばなかったキングス。初のファイナルの舞台で悲願の日本一には届かず。コートの真ん中で、優勝した宇都宮の選手たちが表彰されるのを、じっと見ていた今村は…。

今村佳太選手「今シーズンずっとあの景色を自分たちが見るものだと思って勝ち取ると思ってずっとやってきたので本当に悔しい気持ちがあったので今シーズン(決勝で敗れた)あの景色を見られるのも自分たちだけなので、しっかり目に焼き付けておこうと思って見ていました」

それでも初のファイナルでの戦いそしてチーム史上最高の準優勝を果たした選手たちに惜しみない拍手が送られました。

琉球ゴールデンキングス 初のファイナル

ブースター 男女「すごい楽しいシーズンでした。ありがとうございました。今シーズンすごく強かったなと思います。ファイナルを見に来られてよかったです」

ブースター 女性2人「来年頑張りましょう!優勝します来年こそ!」

ブースター 泣いている男の子「(来年は)勝ってほしい」

男の子のお母さん「すごく感動した 最後まですごく」

桶谷大HC「ブースターの皆さんがいて僕たちが頑張れたと思いますし、ただただ僕たちはファン・ブースターの皆さんに感謝したいと思います。お客さんが僕たちを後押ししてくれてこのファイナルの場所に立たせてもらったと思っているので本当にただただ感謝しかないです」

岸本隆一選手「チームメイトと一緒にこの場所に来られたのはひとつ僕にとって大きなことでしたしおそらく長い人生必ず思い出すシーズンになったかなと思います」