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2022年に入り国指定の天然記念物「ケナガネズミ」が交通事故で死ぬケースが多発していて、やんばる野生生物保護センターが注意を呼びかけています。
「やんばる野生生物保護センター」によりますと2022年に入り5月18日までの間に国指定の天然記念物「ケナガネズミ」が巻き込まれる交通事故が10件発生していて、いずれもケナガネズミが死んでいます。
ケナガネズミが巻き込まれる交通事故はおととしが5件、2021年は12件となっていて、2022は2021年を上回るペースで発生しています。また、25日新たに国頭村の県道2号でケナガネズミ2匹の死骸が発見されています。
ケナガネズミは夜行性で同じく交通事故に会い死ぬケースが発生しているヤンバルクイナは日中に活動するため、やんばる野生生物保護センターは、やんばる地域での車両の走行はどの時間帯も制限速度以下で慎重な運転をと呼びかけています。