続々と登場する県勢選手たちに球場が沸きました!きのう、プロ野球公式戦、西武対ソフトバンクが那覇で行われ、沖縄尚学出身の選手たちを始め白熱の凱旋試合を見せてくれました!
埼玉西武ライオンズの先発は沖縄尚学出身!與座海人!対する福岡ソフトバンクホークスの先発は同じく沖縄尚学出身!東浜巨!
沖尚の先輩後輩対決に始まり、両チームに多くの県勢選手がいる一戦に1万人近いファンが集まった西武対ソフトバンク。西武の與座にとっては待望の凱旋試合でした。
西武・與座選手「今年入る時に沖縄で開催されるというのを聞いてぜひ投げたいなとは思っていたんですけど、まさか出番が回ってくるとは思ってなかったので、今はすごい楽しみですしドキドキもありながら、良い緊張感で準備できています」
その與座は高校時代以来というセルラースタジアムのマウンドで1回から円陣全開!2つの三振を奪う上々の立ち上がりを見せます
対する先輩・東浜は先週、西武を相手にノーヒットノーランを達成し注目度も高まる中でのマウンド。しかし、2番金子にヒットを許すと迎えるはリーグトップの14ホーマー、西武の4番・中部商業出身の山川穂高との県勢対決!
ここは山川がヒットを放ち、東浜はピンチを背負います。それでも後続を三振に切って取り先制点は許しません。東浜・山川の2度目の県勢対決は4回でした。捉えたかに見えた打球も、フェンス手前。この打席は東浜が抑え込みます。
一方危なげないピッチングを見せたのは與座。自己最長となる8イニングを投げ被安打はわずか4、自己最多8つの三振を奪い
先輩・東浜に引けを取らない好投で地元を沸かせます。
1対0で迎えた9回。西武の抑えとしてマウンドに上がったのは
石垣島・八重山商工出身の平良海馬!ところがプロに入って初の沖縄での試合に力が入ったのか制球が定まらずピンチを招くと、ここまで防御率0点の平良が、まさかの5失点。
試合は東浜が好投を見せたソフトバンクに軍配があがりました!
ソフトバンク・東浜巨投手「マウンドに上がる時とか僕の名前がコールされた時とか、大きい拍手だったり応援してくださって、それが僕としてもすごい背中を押してもらいましたし、改めて沖縄って良いところだなと思いました」
第2戦はこの後午後6時半から。きのうは出場がなかったソフトバンクの又吉投手・嘉弥真投手の登板はあるか、山川選手にホームランは出るのか、平良投手はリベンジなるか、注目の試合となりそうです。