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沖縄の本土復帰から50年になる5月15日、記念式典が開かれ、玉城知事は式辞で重い基地負担に触れて平和で豊かな沖縄を希求する思いを読み上げました。
記念式典は沖縄と東京の2会場で開催され、県や政府の関係者を中心にあわせて1200人ほどが出席しました。
この中で岸田総理は、「県民所得の向上」や「子どもの貧困の解消」など沖縄が抱える課題解決のために強い沖縄経済を実現するとともに、基地負担の軽減についても目に見える成果を積み上げていくと述べました。
玉城知事は、いまだに沖縄が過重な基地負担を強いられていて、50年前の復帰にあたって県と政府が共有した「沖縄を平和な島にする」という目標がいまだに達成されていないと指摘しました。
玉城知事は「すべての県民が真に幸福を実現できる平和で豊かな沖縄の実現に向けて誠心誠意取り組んでいただきますよう申し上げるものであります」と述べました。
また、オンラインで出席された天皇陛下は沖縄の課題に触れられ「今後、若い世代を含め、広く国民の沖縄に対する理解がさらに深まることを希望する」と述べられました。
県は会場の様子をユーチューブで配信していて、2023年の3月末まで見ることができるということです。