県内では5月12日新たに過去3番目となる2330人が新型コロナに感染したことが確認されました。連日2000人超えで玉城知事は、本島圏域と宮古圏域に対し感染拡大警報を出しました。
県によりますと県内では5月12日新たに10歳未満から90歳以上までの2330人が新型コロナに感染したことが確認され1日あたりの新規感染者数として過去3番目に多い数となりました。連日2000人を超える感染者の確認に街からは不安の声が聞こえました。
高校生「いま2000人超えてきて、どこでかかるか分からないから正直怖いと思う」
高校生「身近な人とかもみんなコロナになったりして、また休校とかなったら授業も遅れるから、大変だなって、そこは怖いなと思う」
70代男性「(感染者数が)高止まりというか、右肩上がり上がりですよね。(県民の心に)なんくるないさっていうのがあるんじゃないですか、病気に関しても」
40代女性「規制は出した方がいいんじゃないかと思う、そうでもしないと、人出は増えるばっかりだし」
玉城知事「(病床使用率の)圏域別では、本島圏域で55.7%、宮古圏域で57.6%と、入院調整に困難が生ずるその水準とする60%に近づいており、非常に厳しい状況です。本島圏域と宮古圏域において、コロナ感染拡大警報を発出することを決定しました」
玉城知事は感染者の増加にともない病床使用率が上昇し医療のひっ迫が懸念されるとして本島圏域と宮古圏域に対し「感染拡大警報」を出しました。この警報は、5月13日から2週間出され、高齢者に対しできるだけ同居家族以外と会うことを控えることや県民に大人数との会食などリスクの高い行動を控えることなどを求めています。
また、感染者の多い子どもの感染拡大を抑制する取り組みも発表し、登校前の健康状態のチェックや教室など自宅以外での屋内でのマスク着用など呼びかけています。