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迅速な連携で救助者の対応にあたるということです。4月26日、豊見城市の漁港で警察や消防、医療機関が合同で水難救助訓練を行いました。
4月26日に豊見城市の与根漁港行われた合同訓練には、警察、消防、友愛医療センターの3つの機関が参加し、水難事故などが発生した際の警察や消防の初期対応と医療現場へ迅速に引き継ぐことを目的として行われました。
今回は、友愛医療センター救急科の医師・看護師・救急救命士で構成されるドクターカーチームが派遣され、初めて警察との訓練に臨みました。「落ち着いてください」と声をかけながら訓練は、マネキンを溺れた人に見立てて捜索し救助するといった3つのケースで行われました。
参加した医療関係者は、命に直結しやすい水難事故に医師が現場に出動することで救える命が増えると話しました。
友愛医療センター救急科・看護師の吉川毅兵さんは「心肺停止とかであれば、薬剤投与もやはり重要なことになるので(中抜け)、点滴を1秒でも早く打てれば、蘇生できる確率も高くなると思っています」と話しました。
豊見城警察署・島田孝治署長は「連携方法もそうなんですけれど、色んな機関で持っている装備・資機材が違うんですね。今持っている装備・資機材をどれぐらい有効活用しながら、病院まで命を取り留めて運んでいくか、こういうことを今後も続けていきたいというふうに感じます」と話しました。
警察は、周りに気を配りながらマリンレジャーを楽しんでほしいと呼びかけています。