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今から8年前、沖縄から遠く離れた東アフリカのタンザニアにある小さな島「ザンジバル」に赴き、子どもたちに野球を教えた高校教諭がいます。
島に野球を広める地道な活動が実を結び、ついにザンジバルの代表チームが沖縄にやってくることが決まりました!
24日、普天間高校を訪れたのは、ザンジバル野球連盟の島岡強(つよし)さんと由美子さん夫妻。
今年11月に予定されているザンジバル代表チームの沖縄遠征を前に現地で野球に打ち込む選手たちの様子などを報告しました。
13人の選手たちは、11日間に渡って普天間高校の野球部員たちと合同練習や試合を行い交流を深めることになっています。
ザンジバル野球連盟島岡強 会長「ザンジバルから一歩も外に出たことのない子どもたちが。それを飛び越えて日本に来るという大変なことで彼らにとってみれば夢みたいなことでしょうね。非常に嬉しく思っています」
そのきっかけを作ったのが、現在、普天間高校野球部の部長をつとめる上原拓さん。8年前、沖縄から青年海外協力隊の一員としてザンジバルに渡り、子どもたちに野球を指導。
2015年には現地に野球連盟を設立し、沖縄の球児が使わなくなった野球道具を調達するなどザンジバルに野球を伝え続けてきました。
普天間高校野球部上原拓部長「沖縄の高校生の野球を見ていろんなことを学んでザンジバルに戻ってそれを向こうの子どもたちに教えていく向こうに還元してもらって意味のある遠征にしてほしいなと思います」
上原さんから「ザンジバルの子を野球場に立たせてあげたい」と伝えられた島岡会長が日本万国博覧会記念基金助成事業に応募それが見事採択されて実現することになったということです。
ぜひ11月の野球交流は私たちも取材に伺えたら良いなと思います。