任期満了にともない実施された沖縄市長選挙はきのう投開票が行われ現職の桑江朝千夫さんが3選を果たしました。
任期満了にともなう沖縄市長選挙はきのう投開票が行われ現職で自民・公明が推薦した桑江朝千夫さんが新人でオール沖縄勢力が推した森山政和さんを1万票あまりの大差で破り3選を果たしました。
3選を果たした桑江朝千夫氏「しっかりとこれからの4年間も皆さんの期待に応えるように頑張ってまいります」
当選した桑江さんは沖縄アリーナの完成などこれまでの2期8年の実績を強調したほか火葬場の建設、胡屋十字路へのバスターミナル整備などを訴え選挙戦を展開しました。
3選を果たした桑江朝千夫氏「中心市街地のリニューアル、バスタ構想、ここに大きな反響があったので特に商店街のリニューアルにとても期待はしているのだろうと思う。これから大きく変わっていく沖縄市、その先頭に立てることが自分自身やりがいがあるし嬉しい思いが改めてしています」
一方、玉城知事を始めオール沖縄勢力の支援を受け市民所得の10%向上や小中学校の給食費無償化などの公約を掲げた森山さんは及びませんでした。
落選した森山政和さん「市民の皆さんに選挙の重要性を浸透させることができなかった、私の力が足りなかったことが敗因だと思う」
投票率は45.14%で前回を2.13ポイント下回り、過去最低でした。今後、参院選やそして天王山ともいえる県知事選を控える中年明け以降の市長戦で4連勝した自民公明は弾みをつけオール沖縄は残された期間で体制の立て直しが求められそうです。
自民党県連 中川京貴会長「我々が推薦した市長が当選することによって、参院選や知事選、そしてこれからの選挙にすべてに影響すると思っています。参院選勝たなければ知事選は勝てないだろうと思っているので全力で取り組んでいきたい」
玉城知事「これまでの選挙、それぞれの結果に関しては有権者の判断を我々はしっかりと分析をして、またその次にしっかりと備えていけるようにしていくことだろうと思う」