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夜の水中に浮かぶ様子はまるで宝石のように見えます。2022年もこの時期がやってきました西表島ではサンゴの産卵を確認されました。
4月21日の午後6時すぎ西表島の白浜港から4キロの沖にある七福神というポイントに取材クルーが潜りますとダイバーが何か指さしてます。水深4メートルその先には枝状のサンゴが産卵している様子を確認しました。
卵のように見えるのはバンドルというカプセルでなかには精子と卵子が入っていて水面に到達するとカプセルがはじけて受精します。
撮影した水中カメラマンの長田勇さんによりますと、例年ミドリイシサンゴの仲間は5月の満月前後を目安に産卵が始まるのですが、西表島では3月中旬から水温が24度と高く卵の成長が早まったのではないかとみています。
また、この時期に産卵が確認されたのは過去に例がないほど早いということです。ただ、産卵したサンゴの数は少ないそうで5・6月の満月前後が産卵の本番となりそうです。