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那覇市に住む夫婦が養育してきた女の子の里親委託を、児童相談所が解除したことに異議を申し立てている問題。夫婦の支援者らが4月19日に県議会で開かれた委員会に出席し、女の子を戻すよう訴えました。
こどもの育ちを守る会の上岡賢太郎代表は「安心安全の基盤は里親家庭にあり、里親さんと向き合わずにこの課題を解決するのは不可能だ」と述べました。
この問題は、那覇市に住む小橋川学さんと久美子さんの夫妻が、生後2ヵ月から養育してきた女の子の里親委託を児童相談所が解除したことを不服として処分の取り消しを求めているものです。
4月19日に開かれた県議会の文教厚生委員会では、参考人として陳情を提出した子どもの福祉を守る有志の会が意見を述べました。
そのなかで県の対応について不信感を示し、子どもを106日間も一時保護所で保護するのではなく、小橋川さんのもとに戻すことが適切だと訴えました。
委員会は、来週も予定されていて女の子の支援方針などを議論し「夫妻に一時保護を委託することは難しい」と判断した審査部会の担当者などが参考人として出席します。