寺崎アナウンサー「私も大注目している、SUP界・期待の星です!中学3年生で挑んだSUPの世界大会で3位に入り表彰台にあがった荒木珠里選手。その強さの背景にはお父さんとの二人三脚での日々があることを以前お伝えしましたがこの4月からは高校生!ということで気持ちも新たにさらなる進化を誓っています」
スタンドアップパドルボード、SUPで世界一を目指す15歳の荒木珠里。去年行われた世界大会「カロライナカップ」で史上最年少・中学3年生で世界3位となるなど今、SUP界注目の選手です。
父・汰久治さんの影響で、SUPを始めて9年。そんな珠里さんも中学を卒業し、この4月から高校生に。思いを新たにしていました。
荒木珠里選手「本当にあっという間で充実した9年間だったと思います。今まではお父さんと一緒にやってきたけど、これからは自分自身で課題を見つけて自分自身で技術を高めていけるように頑張っていきたい」
この日は、強風の中、15kmの荒れた海を渡るトレーニング。海外大会ではこのような状況でも漕ぎ続ける力が必要になります。
荒木珠里選手「きょうも楽しそうだなーって」
去年3位に入った世界大会「カロライナカップ」が今月30日に控えていて、波に流されて時間のロスにならないよう、風向き、風速を肌で感じて確かめ、状況に応じて、ルートや漕ぎ方を変える感覚を磨きました。
父・汰久治さんも見守ってはいますが少しずつ自分ひとりで海と対峙できるよう、黙々と練習していました
荒木珠里選手「強い海外の選手がやってくるので、14力試しでもあるしチャレンジして表彰台を狙って頑張っていきたい」
この4月から高校生になった珠里さん。この日の練習後、翌日に行われる高校の入学式で行う新入生代表挨拶の練習をしていました。
荒木珠里選手「夢もあるし、その夢に向かって高校3年間頑張っていきたいということを伝えていきたい(Q.意気込みを)堂々とハキハキできるように頑張りたい」
そして迎えたきのうの入学式。
荒木珠里選手「私にはオリンピック金メダルを獲るという夢、この沖縄の豊かな海を守っていくという夢があります。その夢を実現するためには勉強も必要になってきます。文武両道を柱にして、国内外での遠征と通信での勉強を両立しながら頑張っていきたい」
世界への思いを強く宣言した珠里さん高校生アスリートとして世界を目指す挑戦が始まります。
荒木珠里選手「ちょっと緊張したけどハキハキできたのでよかった。新しい高校に入学すると気持ちを新しく変わるのでまたこれから3年間頑張っていきたい」