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西原町と中城村の地下水から有機フッ素化合物「PFAS」が国の暫定指針値を最大で22倍超えるほど高い数値で検出されたことがわかりました。
去年11月に西原町にある西原浄水場で浄水処理の工程で混入することがない敷地内の湧き水からPFASが検出されたことを受け、県は西原町と中城村にまたがって浄水場周辺にある井戸水14カ所を調査しました。
その結果、工業団地内にあった2つの井戸水から国の暫定指針値を超えるPFASが検出され、そのうち1カ所では暫定指針値の22倍となる1リットルあたり1100ナノグラムのPFASが検出されていました。また、中城村和宇慶にある農地の井戸水でもPFASが指針値を超えていました。
これらの井戸水は西原浄水場の取水源になっていませんが県は井戸水を飲料水として使わないよう呼びかけるとともに発生源の特定に取り組むことにしています。