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県公安委員会は、県内を拠点としている指定暴力団・旭琉會の再指定を行うのを前に、関係者の出席を求め意見を聞く機会を設けましたが、出席しませんでした。
4月14日、県警本部で開かれた旭琉會の関係者への意見聴取は、暴力団対策法に基づいて旭琉會を指定暴力団として定めることのできる期限が2022年6月で切れるのを前に、県公安委員会が4回目の再指定に向けて開いたものです。
委員会は、二代目照屋一家の永山克博総長の出席を求めていましたが、会場に姿を見せず、意見聴取は行われませんでした。
旭琉會は2011年に4代目旭琉會と沖縄旭琉會が一本化してできた組織で、構成員はおよそ230人と前回2019年の指定時よりも80人減り、県警・組織犯罪対策課は取締りの強化や脱退支援が効果をあげたとみています。
再指定は2022年6月下旬に行われる見通しで、県警は今後も暴力団が関係する特殊詐欺など、組織犯罪への取り締まりを強化するとしています。