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気温が高くなって本格的な夏が到来するのを前に、仕事中の熱中症に気を付けるよう注意を呼びかけています。
那覇市では4月12日午後1時すぎに最高気温が28.1度に達しました。ビーチでは、暑さを和らげようと海で水遊びをする子ども連れた家族などでにぎわっていました。
ビーチに遊泳に来た親子は「近所の公園のすべり台が熱すぎて、ここに来ました」と答え、また、暑さ対策、何か気を付けていますか?との質問に「水分をしっかり取ることと、こまめに休憩することです」と答えました。別で遊泳にきた男性は「時間があるんだったらビーチに来て海に入る。きょうは暑いので気持ちがいいです」と答えました。また、ライフセーバーの男性は「4月の時点でこんなに暑かったら、熱中症とかも増えるんで、ちょっとやばいなと思います」と答えました。
沖縄労働局によりますと、県内では、2021年の1年間で4日以上働けなくなるほどの熱中症を仕事中になって病院に搬送された人が16人にのぼり、過去10年間で最も多くなっていました。このうち2人が死亡しています。業種別では「建設業」が全体の6割以上を占めていました。
5月から9月の間は暑さが本格化するため、外で仕事をすることが多い事業者を中心に作業現場の近くに冷房を備えた休憩場所を設置することや余裕を持って働けるに計画を立てることなどを労働局が求めています。
また、のどが乾いていなくても水分や塩分をこまめに補給して、少しでも体に異変を感じたら病院を受診してほしいと県民に呼びかけています。