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高校野球の話題です!県春季大会準決勝がおととい行われました。ご覧のカードでの対戦となったのですが投手戦となった1試合目には素晴らしい記録も生まれました。2試合続けてごらんください。

沖縄尚学と宮古の準決勝、好投手同士の投げ合いとなりました。宮古の沖勇作。ここまで一人で投げぬき、チームをベスト4に導いてきました。

宮古・沖勇作投手「きのう9回投げたということで連投だったけど、しっかり1球1球丁寧に投げていくことを意識した」

強豪、沖縄尚学相手に、2回には連続三振を奪います。それでも沖縄尚学は3回、ランナー2塁のチャンスを作ると、2アウトから3番キャプテンの前盛魁来。

春季大会 決勝進出をかけベスト4激突!

タイムリーで沖縄尚学が先制点!3ベースとなりさらにチャンスが続きます!しかし、宮古の沖も崩れず、続く打者を三振にとり最少失点で切り抜けます。

追いつきたい宮古打線でしたが、その前に立ちはだかったのは沖縄尚学のエース吉山太陽。6回まで、1本のヒットも許さない投球を披露します。

沖縄尚学・吉山太陽選手「6回くらいから気づいていたけど意識しないで今まで通りしっかり押さえて自分のピッチングをしようと思った」

宮古打線をノーヒットに抑えたまま、試合は9回へ。2アウトランナー無しで、宮古は3番花城駿。ノーヒットノーランまであと1人。

ヒットかと思われた当たりも沖縄尚学のショート、金城良輔のファインプレー!これで吉山は125球を投げぬき、ノーヒットノーランを達成しました!

春季大会 決勝進出をかけベスト4激突!

沖縄尚学・吉山太陽選手「正直うれしかった。ノーヒットに抑えたというのはピッチングにおいて成長しているのでその成長を決勝につなげて打者を抑えていきたい」

一方、第2試合。沖縄水産は1点をリードした5回。1アウト満塁で1番川端南海斗(なみと)がタイムリーヒット。この回3点を挙げるなど秋の準優勝校・前原を突き放します。

しかし、5点差で迎えた9回。沖水は1点を返されなおもノーアウト満塁のピンチを迎えると3番手の鳩間琉己(りゅうき)がマウンドに上がります。

春季大会 決勝進出をかけベスト4激突!

鳩間琉己選手「これ抑えたらおいしい場面だなと思ったりして、「楽しむ」という野球なのでそれを考えながら一球一球丁寧に投げるという考えでマウンドに向かった」

しかし、さらに2点を挙げられ、2点差。なおも1アウト満塁。ダブルプレーでピンチをしのぎ、ゲームセット。沖縄水産が3年ぶりの決勝進出です。