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沖縄の地ブドウを使ったワインの発売を前に、25日に試飲会が行われました。

このワインは沖縄固有のリュウキュウガネブというブドウで製造し、2021年3月から1年間、平安座島沖合の海底で熟成したものです。

製造した管理普及協会の和田誠専務理事は、海底に置くことで通常よりもはやく熟成が進み、酸味がぬけてバランスのとれた味わいになると話しています。

試飲会には県内の農業関係者や酒造業者など15人ほどが出席し、海底で熟成したもの、常温で保存したもの、先月瓶詰めをしたものの3種類を飲み比べて、口当たりや味わい深さの違いを確認していました。

酒販売業者は「もうちょっと山ブドウ山ブドウしているのかと思ったが、きれいで飲み心地もよかったので、沖縄可能性あるじゃんと思った」と話し、別の業者は「海底熟成のやつはおいしかったです。余韻が心地よかったです」と話していました。

海底で熟成したリュウキュウガネブワインは、4月2日から70本の限定販売で価格は1万6500円ということです。

リュウキュウネガブ海洋熟成ワイン試飲会