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2月、不発弾とドラム缶などが大量に見つかったうるま市の倉敷ダムで、また新たにアメリカ製の小銃弾や手りゅう弾などが発見されたことが分かりました。

2月7日、うるま市にある倉敷ダムでアメリカ軍のものと思われる不発弾725発とドラム缶などが見つかり、現在ダムからの取水が停止されています。

県によりますと、24日これまでに見つかった不発弾の撤去作業中に新たにアメリカ製の銃弾60発と、迫撃砲弾1発、手りゅう弾1発、信管1発が発見されたということです。

県では3月1日に不発弾が発見された周辺の土壌調査を行っていて、分析を行った全ての項目で環境基準値を下回る結果となり異常がないことを確認していました。その矢先の新たな不発弾発見に県は沖縄防衛局に対し、他にも不発弾などがないかダム全体の確認を行うとともに発見場所付近の磁気探査実施を求めることとしています。

県では沖縄防衛局がこれらを実施した後に、改めて水質検査を行い問題がないことを確認した上で、5月初旬までをめどにダムからの取水を再開したいとしています。

倉敷ダムで新たに不発弾発見