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金武町の水道水に、人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が国の暫定指針値を超えて検出された問題で、金武町議会で18日、除去対策を進めるため、およそ3400万円の補正予算が可決されました。

金武町議会3月定例会最終日の18日、PFASの除去対策として追加提案されたおよそ3400万円の来年度補正予算が賛成多数で可決されました。

PFASの除去には、防衛省の「特定防衛施設周辺整備調整交付金」を活用する予定としていて、早ければ5月にも金武浄水場のろ過槽に粒状活性炭を敷き詰め、月1回の水質検査を実施していくとしています。

また町では、県企業局の水に切り替えるための送水管工事を6月にも着工する予定で、粒状活性炭による対策は企業局の水が供給開始される2023年度までの臨時的な措置と位置付けています。

PFAS除去に金武町議会3400万円補正予算