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沖縄市にあるゴミ処理施設の焼却炉から国の基準値を大幅に超えるダイオキシンが検出された問題で県が3月16日に焼却炉1基の停止命令を出しました。

町龍太郎記者は「国の基準値を超えるダイオキシンが検出された焼却炉を管理する倉浜衛生施設組合です。現在、あちらにみえる3つの焼却炉のうち、一番右側の3号炉が運転を停止しています」と伝えました。

沖縄市と宜野湾市、北谷町から出た一般廃棄物を処理する倉浜衛生施設組合のゴミ焼却炉から、有害性が指摘されている化学物質「ダイオキシン」が県の調査によって国の基準値の5倍を超えて検出されたため、組合は3月16日、県から停止命令を受けました。

国の基準値を超えたのは2010年に稼働して以来、初めてのことで焼却する時の温度や排ガスフィルターのつまりなどに問題がなかったのか、原因究明に向けた調査が進められることになっています。

3基ある焼却炉のうち1つが使えない状態ですが、年末年始といったゴミが増える時期を除いて通常、2つの焼却炉で処理を行っていることから、今のところ問題はないということです。

基準値5倍超「ダイオキシン」 焼却炉1基を運転停止