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5歳から11歳の子どものワクチン接種について、隣接する自治体が協力する動きが出てきています。
中部地区の医師会は新1年生を対象とした集団接種を7つの市町村が合同で実施することを決めました。県内では子どものワクチン接種が那覇市などで始まっていて、今後各自治体で本格化していくことになっています。
中部地区医師会は4月に小学校に入学する新1年生を対象とした集団接種を実施します。
沖縄市・宜野湾市・うるま市・北谷町・嘉手納町・読谷村・北中城村の7つの市町村に住む新1年生およそ5700人が対象です。4月3日が実施日で現時点で300人分のワクチンを確保しているということです。
小学校で集団感染に発展したケースが目立つため、新学期が始まる前に接種を済ませて感染拡大の防止につなげたい考えです。
QABが県内すべての市町村に取材したところ、合同接種の動きが加速していました。
本島中部では4月10日に読谷村・嘉手納町・北谷町の3つの町と村が共同で実施します。
本島北部では名護市と本部町の合同接種が3月26日になっています。
さらに、国頭村・大宜味村・東村の3村が4月中の実施を目指していて、宜野座村・恩納村・金武町の3町村も調整を進めていました。
各自治体が協力することで1つの会場に希望する子どもの人数を多く確保しやすくなり、限られた医療スタッフの人員で効率良く接種を進めていく効果が期待されています。