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金武町の水道水に人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が国の暫定指針値を超えて検出された問題で、町の除去対策として活性炭の導入を検討していることがわかりました。
2月に金武町が実施した調査で、金武浄水場では国の暫定指針値を超えるPFASが検出されていて、町の除去対策として浄水場に活性炭を導入しようと検討を続けていることが3月14日の町議会でわかりました。
現在、開かれている3月定例会の最終日にあたる3月18日、町は追加議案として約3500万円の補正予算案を提出する予定で、県企業局から助言を受けながら、金武浄水場のろ過槽に敷き詰めた活性炭で、水に含まれたPFASを除去する考えです。
「活性炭の導入」は町にとってあくまで臨時的な措置という位置づけで、汚染源の特定に向け、アメリカ軍基地内の立ち入り調査や町民の健康調査などを県や国に求めていく方針です。