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春の彼岸を目前に県産の菊が最盛期となり県外への出荷もピークを迎えています。
3月12日に那覇空港の貨物ターミナルで行われた出荷式で春の彼岸に欠かせない大菊、小菊、スプレー菊がお披露目され、関東や東北の市場で販売される約80万本の菊が貨物専用の臨時便で成田空港に運ばれました。2022年は台風といった天候の影響を受けることなく品質の高いものが育っているということです。
県花卉園芸農業協同組合前川亮一代表理事組合長右「生産農家のみなさんが、今までの経験と知識で一番良い時期に出荷していただきました。本当にありがとうございます。沖縄の花で先祖供養をして下さい」
冬場は気候の影響で他の地域では栽培が難しいことから沖縄での生産が活発で特に、小菊は需要が高く全国シェアの99%を担っています。
県産菊の3月の出荷額は16億円を見込んでいます。