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東日本大震災から3月11日で11年となります。那覇空港では震災について忘れないよう、大規模な地震や津波を想定した防災訓練が行われました。

訓練は那覇空港ビルディングと那覇空港事務所が企画したもので、沖縄近海でマグニチュード9.0の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われました。

訓練には売店や航空会社のスタッフなど44人が参加し、避難者役と誘導者役にわかれ、10メートルを超える津波から逃れるために誘導者の指示に従い3階に避難しました。

坂上昌彦・那覇空港長は「責任重大だと思っています。空港を利用するお客様を守るのは本当に私たち空港で働く職員でしか守れないので、そういった方々を守るための訓練だと思いますので、重要な訓練だと思います。3月11日にやるのはそういった意味では印象に残る日だと思います」と話していました。

今後は空港内の利用客の規模を想定した対応などを検討したいということです。

那覇空港事業継続計画に基づく避難誘導 及び滞留者対応訓練