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玉城知事は、「BA.2の市中での広がりが懸念される」として改めて感染予防対策の徹底を呼びかけました。
県内では3月9日、新たに男女783人が新型コロナに感染したことが分かりました。
玉城知事は会見で「若い世代の流行が急速な感染拡大となれば高齢者などハイリスク者への感染につながり、医療のひっ迫を招く可能性があります。昨年と比べ、新型コロナウイルスは変異し感染力が高まっておりますが、引き続き感染対策の取り組みを徹底して頂きますようよろしくお願いいたします」と述べました。
3月9日、新たに感染が確認されたのは、県の速報値で10歳未満から90代までの男女783人で、県内の累計感染者数は10万6661人となりました。年代別にみると最も多かったのは10代で179人次いで30代が123人などとなっています。
感染がわかった人のうち354人が感染者との接触を確認していますが、残り429人は感染経路が不明です。地域別では、那覇市が117人、うるま市が92人沖縄市が82人などとなっています。
ここからは感染状況を詳しく見ていきます。
きょうは783人の感染者が確認され、累計は10万6千人を超えています。グラフを見ると、減少傾向だったところが途中で止まってまた増え始めるのではないかと不安になってしまうような状況が続いています。山を超えたけど山を下りずに丘のようなところを歩き続けている印象です。
そういった状況は病院にも言えます。入院患者数は237人とほぼ増減がなく、この1カ月人数は変わっていません。
このことから分かるのは地域での流行はまだ落ち着いていないということ、そして10代・20代の間でまだ流行が続いてるということです。