沖縄 新型コロナ新たに４２２人感染「緩やかに増えていくのでは…」

新型コロナの感染が下げ止まりの状況にあるなか２月２８日新たに４２２人の感染が確認され４日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。累計感染者数が１０万人に迫っています。

県によりますと２月２８日新たに１０歳未満から９０代まで４２２人の感染がわかり１週間前と比べて１０７人増えました。

県は４日連続で前の週の同じ曜日を上回ったことについて「減る要素は見られず、緩やかに増えていくのではないか」とみていて感染した子どもが家庭内に持ち込んでしまいそこで感染が広がっていると分析しています。

まん延防止措置の適用を再び求める指標になっている「病床使用率」についてクラスターの発生などがあった八重山地域では、２月２７日までに「８６．４％」と目安の６０％を超えていることから県は「今後の状況を注視していきたい」としています。

そのうえで、感染を抑え込むために「対策の原点に立ち返って社会活動をしてほしい」と高齢者を中心にワクチン接種に協力するよう呼びかけました。