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2021年10月の衆議院選挙で一票の価値に格差が生じたのは憲法違反だとして、県内の有権者が選挙の無効を求めていた裁判で福岡高裁那覇支部は「違憲状態」で「選挙は有効」と判断しました。
2021年10月の衆院選をめぐる一票の格差訴訟は議員1人あたりの有権者数が最も少ない鳥取1区と比べて最大で2・08倍にのぼり「投票価値の平等に違反する」として各地で選挙のやり直しを求める裁判が起こされていました。
2月24日の判決で福岡高裁那覇支部の谷口豊裁判長は全国29の選挙区で2倍以上となっていて「憲法の投票価値の平等の要求に反する状態にあったというべき」だとして「違憲状態」の判断を示しました。