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オリオンビールと沖縄電力がタッグを組んで、低酸素社会の実現に向けて動き出します。県内の資源を活用した再生可能エネルギーによる電気が名護市の工場に導入されることになりました。
オリオンビールは沖縄電力が打ち出している「うちな~CO2フリーメニュー」を導入して、名護工場でビールタンク冷却などに使っている電気のうち50%をまかないます。「うちな~CO2フリーメニュー」は太陽光や風力といった自然エネルギーや石炭の代替燃料として、建築廃材などを使ったバイオマス発電で得られた電気を供給するというもので、名護工場では二酸化炭素の排出量を2019年度より36%少ない8200tほどに抑えられる見込みです。
オリオンビール・樽岡誠生産本部長「低炭素社会並びに緑化型社会の実現、これをさらに強化していきたい」
沖縄電力・成底勇人専務「地球温暖化対策の一助となる取り組みでもあるので(広く)関心を持っていただければと思う」
電気の供給はすでに始まっていて、両社はビジネスの促進だけでなく、県内の持続的な環境保全に貢献していきたいとしています。