QABのキャスター陣が県内各地を歩くお散歩プラス、きょうは寺崎アナが非接触をテーマに沖縄を北から南まで満喫する「自販機旅」の後編です。前回は土砂降りの名護でヤギ汁を初体験しましたよね。今回はどんな旅ですか?
寺崎アナウンサー「今回は無事に雨もやんで、食後にうれしい〝アレ〟と高級プリプリ海鮮モノの自販機を目指して歩きました。探し求めるなかで、街の人のあたたかさにも触れることができました」
寺崎アナが予算5000円で、沖縄のちょっと珍しい自販機を巡るお散歩プラス特別編!前回は、名護で人生初のヤギ汁を1500円で堪能。宜野湾ではコロナ禍に欠かせないPCR検査キットの自販機に出会いました。残りのお金は3500円!地図と地域の人たちの情報を頼りに続いては、那覇市モノレール牧志駅前からスタート。
寺崎未来アナウンサー「そろそろおやつの時間ということでおやつの自販機があるそうです!」
雨が止んで調子があがってきた寺崎アナ目的地の向かい側にある病院を目指して歩くようです。お、ここで男性に話を聞くようですよ~
寺崎アナウンサー「おやつの自動販売機って何かご存じですか?」
男性「いやーちょっと私分からないですねえ」
寺崎アナウンサー「病院ってありますか?」
男性「ありますよ。こちらから病院へ行けます」
寺崎アナウンサー「中華料理屋さん。天ぷら50円から!安い!沖縄の天ぷらって衣がしっとりしていてこんな天ぷらが沖縄にあるんだってビックリしました」
寺崎アナウンサー「あ。病院が見えてきました!」
歩くことおよそ30分
寺崎アナウンサー「あ、ありましたありました~」
たどり着いたのは那覇市安里に5年前から店を構えるクレープの森先月末から自販機を使った販売を始めています。キャラメルや生チョコなど5種類のクレープがあってひとつ350円です寺崎アナは、チョコスプレー味をチョイスしました!(残金3150円)
寺崎アナウンサー「ぽち!(中身がでてくる)おお~結構コンパクトに入ってますね!一つひとつ瓶詰めされています。どういったキッカケで始めたんですか?」
クレープの森 桑子孝之店長「クレープ作るのに時間がかかったりするのでお待たせしないで何とかできないかなと思ってというのが始めたキッカケですね。平均だと1日20~30個売れます」
1日の営業をスタッフ2人で切り盛りしているのですが桑子店長の想像を超える売れ行きだそうで、こんな張り紙を・・
クレープの森 桑子店長「あまり切らさないようにを目標に今頑張っています」
母とクレープを買いに来た人「きょう初めてきました。お母さんが教えてくれて」
山城アナウンサー「(母と)2人で食べるの?いや、自分で(食べます)」
では場所を移動して、お花見しながら召し上がれ~
寺崎アナウンサー「瓶からクレープを出すっていうのも新鮮ですね~いただきますクレープがふわふわしていて美味しいです」
寺崎アナ、そんな食リポじゃまだまだです。
沼尻和樹アナウンサー「中までぎっしり詰まってますね。チョコレートがいい感じにアクセントで効いていておいしい。これを手軽に自動販売機で楽しめると思うと素敵ですね」
寺崎アナ!こんな感じでがんばれ!ちなみに、、お昼12時ごろに自販機に仕込むのでその辺りを狙うと高確率で買えるそうですお花見も楽しんだところで、最後の目的地はこちら
沼尻和樹アナウンサー「日本初くるま〇〇の自販機in南城。行きましょう!くるま〇〇ってなんだ」
寺崎アナウンサー「牧志から港にやってきました!」
南城市の海野漁港からスタート。釣り人から情報収集する作戦です。
寺崎アナウンサー「皆さんちょっと釣りに集中してますね~」
休日釣りを楽しむこちらの男性に話しを聞くようです。
寺崎アナウンサー「くるま〇〇の自販機をこのあたりで探してるんですけど・・」
男性「くるまえびですね。ここを出て東屋があるところにえび販売所があるんですよその裏側に自販機ありますよ」
寺崎アナウンサー「結構有名なんですか?」
男性「最近SNSで有名ですかね」
貴重な情報をいただき、その通りに進むと・・
目立つ自販機を発見!去年7月から稼働している「くるまえび自販機」えびはS・M・Lの大きさ別で販売されているほかその時々で仕入れたいまいゆやアイスなどが販売されています。
沼尻和樹アナウンサー「私気になったんですけどこれ昭和46年の50円玉。ということは復帰一年前の50円玉なんですよね。なので1971年の復帰前の50円玉を持っています・・・・っていう話です」
きょうずっとこの話がしたかったというどや顔寺崎アナ、Mサイズの車エビと(残金2150円)きょうのいまいゆ高級魚マクブを購入(残金350円)えびは隣接された養殖場で取れた新鮮なものを冷凍して販売しています。
板馬養殖センター 新垣奈菜取締役「コロナの対応策と冷凍エビの宣伝というのを両方組み合わせられるものがないかなと考えた時にぱっと思いついたのが自販機だったんですよ」
もともとは活きえびの販売をメインとしていて自販機を入り口にもっと車エビを身近に感じてほしいという思いも誕生した理由の一つです。一日平均4万円を売り上げるほどの人気には、新垣取締役のこんな戦略も。
板馬養殖センター 新垣奈菜取締役「ターゲットを今まで弊社に足を運ぶことが少ない層にしようと。とにかくSNSでバズるようななにかインパクトがあるものを作りたいと思った」
狙い通り、映え~な写真を撮ろうと自販機に足を運ぶ人が増えSNSなどでどんどん広まっていったんだそうです。ではでは特別にエビ養殖場の一部をお借りして、前回に引き続き調理は寺崎アナ自身が行います。(※生では食べられません)
〇手順〇
(1)流水や水にさらして解凍します(SP:柔らかくなったらOK)
(2)今回は素焼きで(SP:エビに塩味あり)
寺崎アナウンサー「はやい!あっという間に赤くなっちゃった」
(3)エビの色が変われば食べごろです
寺崎アナウンサー「くるまえびをいただきます。ん~ぷりっぷりしかもあまいです。えびのあまい香ばしさがすごい美味しいです」
つづいて、寺崎アナ人生初のマクブはお刺身で。
寺崎アナウンサー「この透き通るような透き通らないようなまるでパワーストーンのような不思議な透明度です。海の香りがします。結構歯ごたえがあります」
いまいゆは、仕入れた時にしか入れていないので出会えたらラッキーです。
寺崎アナウンサー「沖縄の変わりやすい天気の中で自販機を探すっていう過程で沖縄のあたたかい人に触れてヤギ汁や沖縄独特の魚を食べたり沖縄を色々と知ることができました。地元で親しみの持てるアナウンサーになりたいです」
沖縄の人々に触れながら、初めて食べる沖縄の味に心温まる旅となったようです~