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本島中部のダムから不発弾およそ700発と榴弾などが入ったドラム缶が見つかりました。これらがアメリカ軍のものである可能性が高いことから、県が沖縄防衛局に調査を依頼しています。
県は2月7日、県が管理している本島中部の倉敷ダムの湖面から不発弾およそ700発と土や榴弾が入ったドラム缶2つが見つかったと発表しました。不発弾は既に自衛隊不発弾処理班によって現場確認が行われ、撤去されていますが、爆発の危険性が低いドラム缶などについては今も現場に残っています。
見つかった不発弾などはアメリカ軍のものである可能性が高いことから、県は沖縄防衛局に調査を依頼しています。
倉敷ダムの水は飲み水など水道用水として使用されていることから、県企業局は14日から倉敷ダムからの取水を中止しています。県は今後、沖縄防衛局に対し、詳細な現地調査やアメリカ軍由来であると見られる不発弾などについて撤去を求めていく方針です。
18日午前の定例会見で玉城知事は「県民に安心安全な水を供給するということが第一ですし、米軍由来である可能性が高いと聞いておりますので、その点についてもどのような経緯でそこに残置されたのかということについてもしっかり確認するということで(防衛局に)要求しております」と話しています。