※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
首里城の美術工芸品の企画展

首里城に収蔵されていた美術工芸品をみることのできる企画展が2月11日から、県立博物館・美術館で開催されています。

企画展は2019年の火災で首里城内にあった展示室が焼けてしまったため、公開する機会がなくなった収蔵品を見てもらおうと開かれています。首里城に関連する美術工芸品や復興への取り組みへの報告など28件が展示されています。

モノクロの写真をもとに3年をかけて当時の色合いを模写復元した尚灝王の御後絵や修理後に火災で壊れてしまったものを再度直した「呉須線彫牡丹文酒注」など、琉球王国時代に思いを馳せることのできる貴重な品々をみることができます。

訪れた人は「実物を目で見るということは、とても大事なことだと思うので、私も見ることができて良かったと思います」と話していました。

企画展は3月13日まで開催されていて、期間中は学芸員によるギャラリートークもあるということです。