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事故を起こした男性運転手は、何らかの原因で意識を失っていた可能性があるということです。浦添市の国道でトラックが支柱に衝突し倒れた支柱の下敷きとなった車に乗っていた2人が死亡した事故から1年です。現場では、花などを供える人の姿がみられました。

この事故は、去年の2月11日浦添市の国道330号で、トラックが中央分離帯を乗り越え、支柱に衝突。支柱は倒れ、通りかかった車が下敷きとなり、乗っていた母親と男の子の2人が死亡したものです。

事故のあった現場近くの歩道には、花や菓子を供え静かに手をあわせる人の姿が見られました。訪れた人は「今からもっと(亡くなった子が)成長するのも見たかったはずだけど、そういうのもできないのかなと思ったら胸が苦しい」と話しました。

別の訪れた人は「おれもトラック会社で運行管理とかやっているんで、事故が起きないように運行管理者って管理すると思うので、それもできてないし。悔しいとしかないですよね」と話しました。

QABでは、事故を起こしたトラックの男性運転手が勤務する会社が国土交通省に提出した事故報告書を情報公開請求を行い入手ました。

報告書では事故当時、男性が何らかの原因で意識を失っていた可能性があると記載されていました。

警察は、事故を起こした男性運転手から任意で事情を聞いていて、今後、過失運転致死傷での立件を視野に捜査を続けています。

浦添・トラック死亡事故から1年